俳句とはまったく縁のない生活をしている身なれど、たまたま北海道新聞の俳句に目が留まった。
うんうんわかるわかる、といたく共感。がしかし五十嵐秀彦さん(とお呼びしていいのかしらん。俳句甲子園の北海道大会の審査委員長さんですね)の解釈が私と全然違ってびっくり。
私の解釈はこうだ。この俳句はだらしない農家さんが秋の農作業に使ったトラクターを掃除もせずに格納庫にしまいっぱなしにしていたのを、12月になり突然の大雪にあわてて除雪作業にトラクターを引っ張り出したところトラクターのタイヤをはじめ主要部分に泥やら土くれがへばりついてしかも完全に凍りついて取り除く事も出来ない。あーこまった。どーしよう。しゃあない、春までほっとくか、という後悔とあきらめと開き直りの俳句だと思ったんだよね。そう思ったの私だけかな?
農機具に土残りをり十二月
倉部仁子さん北海道新聞社さん無断掲載ごめんなさい。