山形は田舎だ。えっ？北海道は、どうなんだよ、って言われたら北海道は、まだ田舎にもなってない開拓地だ。と言うわけで、仙台からバスに乗って山形に、山形から銀山温泉に向かっていくバスの中から見える風景は、まさしく田舎の風景だ。家の作りが北海道と全然違う。古いんだか新しいんだか、モダンなんだか文化遺産なんだかわかんない建物がいっぱいあって、ほんと車窓の眺めは旅の醍醐味だ。やっぱし、農家は、どうしても田んぼや畑、農業用ハウスに目が行く。

仙台空港から仙台駅に向かう途中、田んぼに水が張ってあり何やら栽培しているように見える。お母さんと「なんだろね、なに作ってんだろう」なんて話してたら、相席のおっちゃんが、「セリだよ。セリは名取市の特産物だよ」と教えてくれた。ひとつ賢くなりました。ちなみにご当地名物セリ鍋のセリは根っこが美味しいんだよ。これって常識なの？

それにしてもなかなか、銀山温泉にたどり着かないなあ。