小麦刈りが始まった。
品種名は、「きたほなみ」
オーストラリア産のナンチャラって小麦に匹敵するくらい麺作りに適した小麦らしい。
大石農園では、はっきし言って、あんまり小麦に力が入ってない。でも、昔は、(30年くらい前)まったく力がはいっていなかった。だから、反収も10アール当たり300㎏しか採れなかった。が今は、大体600㎏は採れる。この山部においても反収10アール当たり700㎏ぐらい採ってる生産者さんはざらにいる。
個々の農家さんの、たゆまぬ努力と品種改良の賜物だろう。昔から、都会の偉い人たちは、日本の農業の生産性の低さを欧米と比べて、日本農業不要論を掲げてたけど、その差は、どんどん縮まってきている。追い越す日は、そう遠くない。それに異常気象が重なれば、案外と近いうちに追い越しちゃうかも。それを強引に競争原理をあてはめちゃったら、いままで、マラソンやってたのに、まだ、道半ばで「はい、マラソン止めて、今から、100メートル走に切り替えます」なんて言うようなもんだな。私も心を入れ替えてしっかりと、小麦にも力を入れて反収800㎏を目指そう。
だから都会の偉い人も変な事考えないでね。
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