某短期大学同窓会から「ふみあと」なる本が送られてきた。そうだ、私は、この短大を卒業したんだ。

この短大はなんと、夏休みが７か月間もあるんだ。そのかわり、１１月から３月まで土曜の午後まで授業がびっちり。それでも一年で取得できる単位に限りがあるから、３年かけて卒業と言うシステムの短大なんだ。こんな、短大だれがくるの？って言ったら、やっぱり、当然、なるほど、バリバリ農業に従事している、農家のあんちゃん、ねえちゃんたちだ。 その頃の農家のあんちゃん、ねえちゃんなんて、高校どころか、中卒で就農あたりまえ、高校行ってまで、農家するか？みたいな雰囲気の中で、やっぱ、これからの農業、勉強だよ。ってあんちゃんねえちゃんたちが思い始めてきたんだね。科学に裏打ちされた、知識と技術。そして、学問としての物の見方（なんか、かっこいい）。一番大事なのは、愛　　だな。三愛精神って言って人を愛し土を愛し髪を愛す。じゃなくて、神を愛すだな。何言ってんだか、もう、、、下の写真の後列左端の間の抜けた出来損ないの１９６０年ころのビートルズみたいのが私。この記念誌に私の写真が載っててうれしいやらはずかしいやら。

この短大もたった２０年？でその役割を終えてしまう。農家に学問は、いらんと言う考えがはびこって来たのか、それともこの短大に生徒が集まらなくなったのか、あるいは、農家のあんちゃんねえちゃんは短大では、飽き足らず大学に行くようになったのか、農業も最近大変だからね。もっともっと勉強しなくっちゃあ。