農業体験学習の受け入れ農家の会合でよく聞かされる言葉に「生徒さんたちに、エネルギーをもらった」がある。

ほんとにそうだなあって思う。というよりそれしかないよ、なんて思うこともある。

今日は、同じ学校の生徒さんが午前の部と午後の部の二班でやってきました。

午前は男子。加工トマトの収穫をやってもらいました。３人野球部３人元野球部

１人剣道サッカー部いたっけかな。体育会系ののりでみんな非常に元気があってよろしい。元気良すぎて、とうとう腐ったトマトのぶっつけあいを始めてしまった。あっては、ならないことだけど、いままでなかったのが不思議だったといえば、不思議。なんという惨状。きったねええなあ、くっさいなあ、でもなんか思いっきり、楽しそう！うそうそ、どうすんだ、君たち、その服、その匂い。

バスが来るまでの間、一生懸命Ｔシャツ水洗いしてたけど、乾かなかったね、残念(ToT)/~~

午後からは、女子の部。午前中の男子が元気良すぎて、参ったなあ、と言う話をしたけど、実は、なぜか、やっぱり、不思議と、女子の方が元気がよかった。元気の質は、違うけどね。けっして、腐ったトマトのぶつけ合いは、しませんでしたよ。（しそうになったけどね）。

体内に蓄えているエネルギーがいっぱいあるんだなあ、ってしゃべり方とか仕事の仕方とか友達同士の何気ないじゃれあいからとても感じます。たとえば、よく歌う。ほんとよく歌う。授業中歌を歌えば怒られるだろうけど、農作業中に歌は、全然ＯＫだ。田植え唄とか稲刈り歌とかあるもんね。それとよく食べる。おいしそうに食べる。なんかすっごく嬉しくなる。そしてよくしゃべる。楽しそうによくしゃべる。あんまり楽しそうにしゃべるから、ついつい盗み聞きしたくなる。そして、なによりよく働く。なんてたって、トマトの収穫量、男子２０ケースに対し、女子３０ケース。圧倒的に女子の勝！！そして気が付いたら、私は、とても元気になっていた。