新聞によると中教審は安倍さんの肝いりで大学入試の改革をするよう下村文部大臣に答申したらしい。多角的で横断的な知識と応用力を持った生徒の確保が目的でこれによってグローバル社会において活躍できる企業戦士（ひょっとしてこれって死語？）を育成しようということなんだらしい。暗記力でしか評価できない入試制度はだめらしい。ちなみにわたしの個人的体験談だけど私は、季節定時制の短大に通っていた。偏差値はおそらく３５、楽勝で切るかな。生徒は100パーセント農業に従事していた勤労学生。授業はほとんど暗記物だったように思う。でもそれが大切なんだ。生徒は、すでに応用力を身に着けていたし、自分にとって必要な知識を先生から引き出す術を知っていた。そんな知識や応用力が世界に通用するかどうかは、知らんけど、どんな形にしろ知識を吸収しよう、応用しようという意志はあった。そういう意志があれば大学なんてどんな形でもいいじゃないのかな。ちなみに私の卒業した学科はもう無いよ。いわゆるグローバル社会に通用しない学科だということで潰されちゃったんだね。