さてさて昨日の続き。片岡球子の絵に出会えてよかったよかったなんて娘と話してたら(そもそも札幌には長女のところに遊びに行くため来たのだ)今度は、ルオーに出会えた。娘が「ルオーおじさんってだれかの詩になかった?」って。そうだよ、ルオーおじさんだよ。年をとってから凄く美しい絵を描いたルオーおじさんだ。ピカソおじさんでもなくゴッホおじさんでもなくルオーおじさんなんだな。なんてわけのわかんないことを言っても美術館は許してくれる、寛大な場所だから美術館って大好きなんだ。
そうこうしているうちに夕方6時近くになった。長女はなんと夕食にイタリア料理を食べに行こうと誘ってくれた。「カプリカプリ」というイタリアレストラン。
イタリア料理といったら、スパゲティとピザしか知らないから、注文はすべて長女まかせ。牡蠣とつぶ貝と生ハムとスパゲティ2種類と牛肉の煮込みと焼いた羊の肉と白身魚のアクアパッツァ?とかいうものをよどみなくすらすらと注文してくれた。おぬしいつそんな技を身に着けた?と感心するやら驚くやら。なによりここのオーナーの奥さんがソムリエもされてて優しくて気さくでワイン1本たのんじゃった。ひくつな田舎者の私でも、安心して落ち着いて気取ることなく心底、料理とワインを楽しませていただきました。長女もここの奥さんの人柄にほれてフアンになったとか。わかるわかる。ここはほんとに美味しくて楽しくて落ち着く場所だよ。おかあさんが今度、家族みんなで来ようと嬉しそうに話していた。その時は、みんな割り勘だよ。
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