土用干し

むむむ、、田んぼに水が入っていない。これじゃ水田とは言えない。じゃなくて

これは、土用干し。といっても土用の入りは7月20日。全然土用じゃないし、みんな、中干しって言ってるけど、なぜかうちでは土用干しと昔からそう呼んでる。曾じいちゃんの時からそういってるのかな。なぜ土用干しするかというと、期待するところは、多々ある。田んぼの土に酸素を送り込んで還元状態で分解の滞った有機物の分解を促進させる。水中生物としての稲を水を切って田んぼを畑状態にすることで根の素性を畑仕様に変化させる。これはえらで呼吸しているおたまじゃくしがカエルになったとたん、肺呼吸に変わるのと同じくらい劇的に行われるらしい。これによって窒素を吸う力が随分と変わるとのこと。それにともない栄養成長から生殖成長に変わってゆく過程の中で過剰分げつ(分げつとは、稲の根っこから新しい茎が次から次へとふえてゆくこと)を抑える。というのが教科書に載ってるけど北海道の場合幼穂形成期になっても全然分げつは足りない。まだまだ分げつしてもらわないと、こまる。本州はきっちり分げつしてから幼穂形成期になるけど北海道は、栄養成長と生殖成長の境目があいまい。だからこの効果に関しては、期待しておりません。それと収穫作業時、コンバインが田んぼをわや(わや:北海道の方言だと思っていたけど全国で通用するらしい)にしないようにある程度地盤を乾燥させて固くするという効果も期待している。表層剥離や藻なんかも無くせるかな。嫌気性菌によって発生する、有毒な硫化水素やメタンガスをシャットアウト!とか。田んぼにひびが入るくらい乾燥させ根をぶつぶつ切るくらいにすると稲の根っこが生まれ変わってさらに強くなるって言う人もいるけどほんとうかなあ。最後にこれはあんまり書きたくなかったけど、田んぼの水を切った時、大量のオタマジャクシが一緒に流されてゆく。排水路に流された、オタマジャクシは、14線川という小さい川に流され空知川に流されたあと石狩川に流されて日本海に行った後元気に蛙に成長してくれるだろうか?ごめんね、オタマジャクシさん

 

 

 

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