２０２０年のオリンピックが東京に決まった。東京にオリンピックを誘致した人たちの思いは、やはり、夢よもう一度　に尽きると思う。

１９６４年の東京オリンピックは、ほんと凄かった。私は、小学一年生。

なにが、凄いって、テレビで競技の中継を見て凄いと思ったんじゃなくて、

テレビを見ていた父や母やうちで働いていた住み込みの季節労働者の人たちの入れ込みようが、凄かったのだ。私は、と言えば、重量挙げの三宅選手しか記憶にない。それは、ともかく、閉会式の中継は家族（住み込み労働者も含め）みんなで号泣してたもんね。

でも今日の朝ラジオで２０２０年オリンピックが東京に決まったというニュースを聞いて、なんかすごく寂しくなった。いじけてしまった。「いいなあ、東京は。東京ばっかしずるいぞ。」って思っちゃったんだよね。なんてったって、安倍首相が福島問題を解決したのが、大きな力になったんだって。福島のいろんな、問題が解決したなんて、ちっとも、知りませんでした。

でも東京オリンピック応援するよ。なんてったって、７年後、北海道で農業できなくなって、東京の住民になってるかもしんないもんね。

そんなことより、明日から、稲刈りだ！いじけてられるか。へこんでたら、稲までへこむぞ。気を抜かないで、がんばんべ！

７年後も２０年後も１００年後も富良野で農家やってます。