稲穂がたわわに頭（こうべ）を垂れています。もっともっと早くにブログに載せたかったけど、もし、もし、もしも、このまま、頭も垂れることなくぴーんとつったたままだったら　　　どーしよー　なんて１００分の１もないような確率だけど（実は、１０年に一回の確率。昔は、５年に一回あった）ちょっと心配してたんだ。たわわにならないでピーンと突っ立ったままでいるってことは、穂の中におこめが入ってないってこと。お米が入ってないってことは、受粉しなかったってこと。なんでかというと、稲穂の赤ちゃんがおなかの中にいるときに（受粉してないから、正確には、赤ちゃんでは、ないんだけどね）寒さに当たると、花粉が分化しなくなるんだ。（花粉ができなくなるつーことだ）この大事な時期に寒さに当たってお米が採れなくなることを障害型の冷害といいます。んでなにを心配していたかというと、この障害型の冷害を心配していたわけですよ。その時期には、田んぼの水を１５センチ以上た～っぷり入れておなかの赤ちゃんをしっかり守る。これ基本中の基本技術。おかげで、（と言っても気温が高かったのが一番のおかげ様なんだけどね）大石農園の稲穂も御覧の通り頭をたわわに垂れています。今年も沢山お米が採れるぞ！