よしながふみのまんが「大奥」に出てくる田沼意次はかっこいい、先見の明がある、政治に対しての信念がある。はて、たしか田沼意次って賄賂ばっかしもらって、ご政道をないがしろにし、私腹を肥やすことに専念してたって聞いたけど、全然違うっしょ。
私には、田沼意次が、きちんとした信念のもとに、粛々と執務をこなす国家公務員の鏡のように見えたんですが。
わたしが(思いっきり勝手に)思うに、田沼意次のしようとしていたことを、今風に言えば、疲弊した国の財政を消費税の税率を上げることで、なんとかしようとするのではなく、まったく消費税を払っていないトヨタを始めとするとする、輸出産業界から、税金をとりたてようと、頑張ったが、真の悪人一橋治済の悪巧みの前にあえなく撃沈。これって、大奥10巻はこうなるのかなあって、わたしの勝手な思い込み。それにしても、田沼意次ってどうしてこうも、悪者になっちゃたのかな。
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