宝くじが当たった。300円。目を皿のようにして新聞と宝くじを照らし合わせる事30分。(本当は、1分)やはり、300円。やった―300円。
利益率1割。1等の当たる確率ってお米で考えると、4俵分(240キロ)のお米の山から、たった1粒のお米を探し当てるようなものなんだって。
それが、すごいか、どうかは、ともかく、世にもまれな、奇跡的な体験をした人を私は、3人知っている。アラジンとソーセージおじさんとのび太だ。
アラジンは、変なおじさんに利用され、魔法のランプを探し当てる。偶然ランプの魔人を呼び覚まし、すったもんだの末、自分の知恵と勇気でハッピーエンドを勝ち取る。二人目は、シャルル・ペローの「三つの願い事」に出てくるソーセージおじさん。木こりのおじさんは、森の精の大切な、霊木を伐らない代わりに、森の精に三つの願い事を叶えてあげようと言われる。
家に帰ったおじさんはおばあさんと興奮しながら、三つの願い事作戦を練る。
疲れたおじさんつい「おなかが減ったな。ソーセージが食べたいなあ」とつぶやいてしまう。そこに立派なソーセージがどかーんと現れる。おばさんの怒りたるや、想像にありがたくない。ありったけの罵詈雑言をおじさんに浴びせかける。逆切れしたおじさんは、「こんなソーセージなんか、おまえの鼻にくっついてしまえばいいんだ」と切れる。と立派なソーセージは、おばさんの鼻にくっ付いてしまう。なんてったって、そのソーセージは1オーヌ(フランスの古い単位で1.2メートルくらい)もあるらしくって、二人は、しばし、現実を理解できなかったに違いない。でも、二人は、学習した。「ばあさんの鼻からソーセージを切り離してください」と最後の願い事をする。その後二人は、仲睦まじく、ソーセージを美味しくいただきましたとさ。
最後は、のび太。のび太はドラエモンと奇跡的な出会いをする。そして4次元ポケットから繰り出される奇跡のアイテム(道具)。が、、、しかしのび太は学習しない。奇跡のアイテムの意味も価値も分からぬままその時の一時的な感情で間違った使い方をしては、トラブルを起こし、「ドラエモ~ン」と泣き言を言っておしまい。世界中でこんなに奇跡を無駄遣いした人を私は
ほかに知らない。何を言いたいかって言うと宝くじなんて、当たらなくて
よかったなあって話、、、、、、、、、、ちゃんちゃん♪
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