30日 10月 2011

リンカのコンサートin野良窯

野良窯でリンカのコンサートがあった。

リンカはアイルランドの音楽を中心に演奏活動をしている小松崎操さんのフィドル（バイオリン）と星直樹さんのギターとブズーキの二人組のユニット。

すっごいよかった。っていうか、ほんと感動した。行ったことのないふるさとにやっとこさ、たどり着いたって思った。小松崎さんのフィドルってアイルランドのおじさんおばさんが弾いてるって感じがする。実物のアイルランドのおじさん、おばさんって見たことないけどね。 1845年アイルランドのじゃがいもがぜーんぶ腐って国民の半分がいなくなっちゃった事件さえ、小松崎さんのフィドルから、感じ取ることができましたよ。ぼくって前に一度アイルランドで生まれ育った事があるんだろうか？って思っちゃうような初めてなのに懐かしい演奏会でした。続きあるよ

演奏曲目のひとつにゴールドリングというのがございまして、昔話を題材にした曲でお話というのが、あるフィドル弾きのおっさんが偶然天使の指輪を拾いまして、その指輪をもつことで、莫大な富を手に入れることができるんだそうな。そのかわりその人が一番大事にしているものと引き換えにという、話でその人は、フィドルが弾けなくなっちゃたそうな。でその人は、いくらお金があったって、フィドルが弾けない人生なんて、なーんも意味ないじゃん。ってことであっさり、指輪を天使に返しちゃう。そうしたら、天使が喜んじゃって、お礼にとても素敵な曲をプレゼントしてくれたそうな。その曲がこのゴールドリングなのです。という話をしてくれました。今の日本、大事なものを無くしちゃってるよね。気づけよ、日本人。

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